加治木石の販売は終了致しました。
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加治木石は、約60万年前に噴出した火砕流の擬灰岩で、岩石は硬いが多くの気泡を持つことで熱を伝えにくく、断熱性・保湿性に優れ、湿気を取る性質があります。従って室内の温度・湿度を一定に保つ効果が期待でき、省エネや環境にやさしい石材です。また、和洋どちらの住まいにもマッチし、流行に左右されない気品のある空間創りをお手伝いします。
鹿児島大学総合研究博物館
館長大木 公彦教授
1947年生まれ。
鹿児島大学総合研究博物館の館長、理学博士。
鹿児島の自然を愛し、それを伝えることに、最上の喜びを感じている。
加治木(二背戸・ふたせど)石は、加治木が海の中だったころ、海底噴火によって火砕流が発生し、当時の海底を火砕流が覆ってできた火砕流堆積物(凝灰岩)。海底噴火の時代は約60万年前なので、北京原人の出現した頃である。
岩石は硬いが多くの気泡を持つことで熱を伝えにくく、断熱性、保湿性に優れ、湿気をコントロールする性質がある。したがって室内の温度、湿度を一定に保つ効果が期待でき、省エネや環境にやさしい石材と言える。
加治木石とそっくりな関東にある大谷石も、海水中に堆積した凝灰岩で、耐火性・耐震性・加工性に優れ、代表的な建築用軟石として知られている。今では採石しつくされたこともあり、貴重な加治木石を鹿児島の文化財として支援していきたい。
標準規格
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